こんばんは、高崎店のマサです。
今日は現在、高崎店にて開催中の
『二人展』についてお話ししたいと思います。
『二人展』は、陶器職人の小島鉄平氏と、
吹きガラス職人の安土草多氏、それぞれの
作品を展示した販売会となっています。
陶器とガラス、扱う材料は違えど民藝として、
人々の生活に必要な道具というところでは同じ
ですよね。
まずは小島さんの作品をご紹介したいと思います。
小島さんは地元長崎市にて『てつ工房』を構え
ご自身が管理する市内の山中に窯を設け作られております。
特徴はなんといってもコレです!
スリップウェアで描かれた動物たちです。
スリップウェアといえば英国の陶芸家バーナードリーチ氏の技法で有名ですね。
小島さんは、そのスリップウェアで様々なモチーフを描がく事が出来る、日本でも非常に貴重な職人さんとして知られ人気を集めています。
たくさんある中でも、人気を集めているのが
妖怪シリーズと呼ばれている絵皿です。
小島さんの人柄や、遊び心、童心を感じる
可愛らしい妖怪が描かれています。
今回は豆皿サイズから6寸サイズまでがたくさん展示してありますので、選ぶのも楽しいと思います。
お次は吹きガラス職人安土さんの作品をご紹介したいと思います。
安土さんは、職人である父、忠久さんの影響を受け、岐阜県飛騨高山の工房にて、食器や酒器、花器、ペンダントライトなどの作品を作っています。
うっすら黄味がかった色と、ゆらゆらした
歪んだガラスがアンティークガラスの様です。
父、忠久さんは木製の型を使用しているのに対し、安土さんは金属製の型を使用しているそうです。また、1350度程の高温で溶かしたガラスで作られているので、忠久さんの作品とは違い、薄くて軽いのが特徴です。
こちらは安土さんのメイン作品とも言える
ペンダントライトです。
小振りなサイズ感なので、窓辺などにも素敵そうですね。
眺めているだけでも癒されます。
13日までの期間限定開催となりますので、
ご興味ある方は是非お手に取ってみて下さい。
https://belluria.ocnk.net/page/85
高崎店 マサ