お皆さん疲れ様です。
高崎店のマサです。
今回の内容はズバリ!
ぜったいに知って欲しい軍パンです!!
今年おかげさまでベルーリアは25周年。
これは是非何かを作りたい!
いつもは買ったものを並べているが、
今回ばかりは作ったものを並べたい。
ならば昔からうちのルーツである
『軍パン』を作ろうと決定。
そしたらどんな軍パンを作ろうか?
一年中穿ける生地
たくさん穿いて洗える生地
良さそうな生地
良い色
太過ぎない
シンプル
ユニセックス
洋服屋さんが提案する、
お肉屋さんのメンチカツみたいな軍パンを
目指してプロジェクトはスタート。
元ネタに抜擢したのはBOSSが愛用する
40’s US ARMYのベイカーパンツ。
生地がヘリンボーンツイルで表情があり、
カーゴポケットなどないシンプルなデザイン。
まずは、生地探し…
やはり岡山は強い。
BOSSが人脈を頼りに辿り着いた理想の生地。

綾目がくっきり。
そして微光沢していて上品極まりない。
これは最高だ。
ぜったいに良い軍パンが出来るはずと確信。
じゃー次は縫製どうしよう。
縫うのが上手い人…
居た!
しかも地元桐生に(^^)
『森山縫製』さんに相談してみよう。
早速、BOSSのベイカーを持参して打ち合わせ。
ヴィンテージと既製品の違い。
それは縫製にアリ!
既製品は仕上りがやはり丁寧で綺麗。
悪く言えば特色がない。
ヴィンテージは元々商品ではないから、
縫い方も横着で手抜き多め。
とにかく早くたくさん縫って縫って縫いまくる
が最優先。
でもですよ。
その当時の横着で手抜き多めと言われるような
縫い方を真似しようとしても中々出来ない。
それを忠実に再現できるほどの道具や、
知識、経験を積んでないと再現は難しい。
その名は『一筆縫い』
一筆書きのように一気に流れるように
縫い続ける当時の効率重視の縫い方。

通常、ポケットで言えば本体を先に
縫ってから、最後にフラップを縫います。
そう、別々に縫ってます。
でも、一筆縫いは…

こんな感じでフラップとポケット本体の
ステッチが繋がってます。
既製品は別々に縫うので↑の場所にステッチは
掛かりません。
この一筆縫いは縫う前からポケット本体とフラップがズレないようにセッティングして、
フラップから一連の流れで縫われています。
他にも一筆縫いと分かる箇所が…

角を1本だけ斜めに横切る糸が
お分かりでしょうか?
これも針の進行方向を縦から横に
変える時に生地から針を抜かずに、
そのまま手元で生地の向きを変え、
止めずに縫っています。

左が今回の元ネタのヴィンテージ
右が今回完成したベルーリアパンツ1号の
『BP-1』
興味ない方はすみません…
話しが長いのは気付いています(汗)
でも、まだお伝えしたい事実が…

↑こちら
ボタンフライの一番下までパックリです。
でも既製品はこうなります。
↓↓↓

ボタンを勢いよく外そうとしても生地に負荷が掛からないように補強の為、カンヌキがされます。
でも、ヴィンテージは省略されます。
手抜きと言えば手抜き。
でもその手抜きが良いことも…

↑『既製品』
カンヌキをする事で、生地が内側方向へ吊ってしまい『えくぼ』みたいな窪みが出来てしまいますが、ヴィンテージの場合はというと…

↑『ヴィンテージ』
カンヌキを省いたことで、
不自然な窪みは現れずすっきりです。
こんな感じで効率重視な為に出てくる、
縫製の『癖』まで忠実に再現された、
今回のベルーリア25thアニバーサリーアイテム
『BP-1』
スペシャルな軍パンをご覧下さい…。




身長172cm
体重セントバーナードくらい
サイズL着用
online
https://belluria.ocnk.net/product-list/497
25年節目のパンツです。
高崎店 マサでした。
